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Short Summer Vacationで泣きそうです -- 禁則事項 (2006-09-12 21 44 23) 本スレで意見するのもなんでしたので、こちらで。良作品の数々、各作者さんにGJ! -- 名無しさん (2006-09-13 09 10 54) Short Summer Vacationで泣いてしまいました・・・書いた人は神!良作サンクスwww -- 名無しさん (2006-09-13 18 36 11) Short Summer Vacation を間違えてエピローグから読んだ俺は負け組。でも良かった -- 名無しさん (2006-09-14 01 38 24) Short Summer Vacationの作者GJ!ただ、キーワードが意味なくね「夏」って単語が入ってればそればいいの? -- 名無しさん (2006-09-15 00 46 39) お題は「夏」だけど、管理人さんも連想するものならOKとか難しく考えるなって言ってたし。S.S.Vも最後の短い夏休みを書いてたんだし良いんじゃない?あまり季節に関係ない話だったとは思うけどな -- 名無しさん (2006-09-15 13 40 37) 俺の勝手な解釈だが、おそらく、セミの寿命とキョンの余命、その余命の間の濃い生き方をシンクロ(?)させたんだと思う。何かにつけてセミが出てくるし、作中でハルヒが「セミは地上にいる2週間~」とも言ってるし、そう考えると夏である必然性が出てくるのでは?って、俺深読みしすぎだな・・・、吊ってくるわ。 -- 名無しさん (2006-09-15 14 13 02) SSV、どうせ死なないですむんだろとか思ってたんですけどね。 不覚にも泣いた -- 名無しさん (2006-09-18 21 24 30) 指輪物語も企画作品だったんですね!これも自分が投票した他作品に負けない力作だと思いました。乙です。 -- 名無しさん (2006-09-19 11 32 16) 自分はSSVが好きですが、ほかの作品も負けず劣らずよくできていますね。職人の皆様、管理人さん、本当に乙です。 -- 名無しさん (2006-09-19 16 34 57) Short Summer Vacationはいろんな意味で本作品よりも文才が感じられるかもしれません。本業の方ですか?と思うほど感動する物語で涙が出ました。お疲れ様ですほかの職人さんの皆様もご苦労様です -- 名無しさん (2006-10-01 18 55 29) 遅まきながらすべて読みました。良作ばかりでよかったです -- 名無しさん (2006-10-12 22 02 59) 涼宮ハルヒの微笑はよかったと思うよ。アレは最近じゃ俺の中で1位だね。 -- 名無しさん (2006-10-13 01 06 00) ショートサマーバケーションがとても感動できました。神職人ですね。GJです! -- 名無しさん (2006-11-09 15 47 59) SSV見た。べ、別に泣いたんじゃないんだからね!目にゴミが…入っただけなんだから(´;ω;`) -- 名無しさん (2006-11-09 21 36 34) 涼宮ハルヒの微笑は本作の最終話にしても良いくらいの出来でとてもよかったです。『Short Summer Vacation』はもう泣きすぎて目痛い。本心から幸せに逝ってほしいと願えた。 -- 名無しさん (2006-11-19 13 03 05) チャック谷口って「ナンパしようぜ!?」が元ネタ?俺の中でかなりヒットしてるんだけど -- 名無しさん (2007-02-06 23 59 14) 違うよー。どこが発祥だったかな、プリンやアナルではないと聞いた。 -- 名無しさん (2007-02-07 00 55 40) SSVはエピローグが泣ける -- 名無しさん (2007-02-19 01 08 33) SSVを何度も読み直しているが・・・絶対泣く。すばらしい作品に出会えて感謝。-- 名無しさん (2007-02-19 01 27 42) 朝比奈みくるのクーデター、読ませてもらいました。相当のハラハラもので、2話連続位脳内再生したほど、ですね。相変わらず機関は力が強いですが、もし国内の大規模テロが起こるとしたら、とも思ったり。 -- 名無しさん (2007-02-19 02 57 42) ここは夏企画の感想用ページですぜ -- 名無しさん (2007-02-19 04 27 05) short Summer Vacationホントに最高。マジで泣ける -- 名無しさん (2007-02-19 07 57 27) SSVのキョンってなんで死んだの -- 名無しさん (2007-02-20 03 16 15) 死んだ理由はわかりません。そこが解決しないのが唯一の欠点だとも指摘されてたな -- 名無しさん (2007-02-20 03 34 52) すげぇ。ふつうに感動した。長門のとことか良いよね。作者はまじで神。本当にGJ -- 名無しさん (2007-05-27 22 41 57) SSV読んだが、久し振りに悲しみで泣いたよ。たぶん、耳元で『妹忘れちゃおしおきよ』が鳴らなかったら声出して泣いただろうな。 -- 名無しさん (2007-05-27 23 31 16) SSV見て久しぶりに泣いた・・・キョンの死は心臓麻痺かなんかで解釈してる自分がいた。しかし、このSSは神だと思う。マジでGJ!書いてる人は本職でノベル出してるんじゃないかな?板違いだけど、「悩みの種」「キョンの死」「10月8日曇りのち雨」?でも泣いたけど、これはそれ以上だったSSV書いた方に乾杯-- 名無しさん (2007-05-28 00 13 26) ShortSummerVacation……。こんな良作SSを今の今まで知らなかったorz涙を堪え切れないとかCLANNAD以来かも……。いやもう本当にいい作品ですね。 -- 名無しさん (2007-05-28 00 25 52) うーんどうしてもメインキャラより谷口、国木田あたりにいっちゃう俺って……でも、面白かった俺もあんな友達欲しいな〜それで、一度はいってみたいナンパしようぜ! -- 名無しさん (2007-05-28 00 36 07) 企画部屋のSSを初めて読んだ。罪と罰の後日談、罪と罰って完結してたっけとか思ってしまったしかしSSVは目に生理食塩水をためずにはいられない… -- 名無しさん (2007-05-28 22 15 12) たった今SSV読み終えた。最高の作品だと思う。本編のエンディングこれでいいんじゃね?後半ほとんど泣きっぱなしで目がはれてしまった・・・ -- 名無しさん (2007-07-13 04 13 17) ↑のおかげで企画作品に気付くことができますた本当にありがとうございました -- 名無しさん (2007-07-14 19 42 03) 今SSV読み終えた俺の読みでは、ハルヒが葬儀で泣かなかった理由は、キョンが『俺が死んでも泣かないでくれ』的なことを言い、キョンの死因はデスノート(平野絡みで)あれ?右目から生理食塩水が……? -- 名無しさん (2007-07-15 23 13 19) ↑ほんとに読んだのかよww本編で言ってるよ…何はともあれShort Summer vacation泣けました。でもこうはなって欲しくないです。 -- 名無しさん (2007-08-04 21 37 39) オレは一高校生ながらリアルで友人の死を体験してるわけだが…なんか…よくワカランが…SSVには共感を覚えるなぁ。うん、みんなもダチは大切にしろ -- 名無しさん (2007-08-06 01 04 58) Ssvって長編?短編?どこにあるんだ?みんなの感想みてもう一回見たくなったよ -- 名無しさん (2007-08-08 04 31 35) トップページ→メニュー→企画部屋→夏企画、だったかな? -- 名無しさん (2007-08-08 07 08 45) SSV見てみたけど…全く関係ないところだが古泉がガチである必要性はあったのか?いやいい作品だったけど。キョンの心理とか鬼気迫るものを感じたし -- 名無しさん (2007-08-08 07 22 50) ↑×2 サンクス、早速見てきたいやー中編でもう涙でてたんだがwww -- 名無しさん (2007-08-08 16 07 22) 涼宮ハルヒシリーズには全く興味がなかったが、涼宮ハルヒの微笑を読んでから、涼宮シリーズに対する印象が変わった。傑作だったと思う。素晴らしかった!あれだけの物を書くのは大変だったと思います。お疲れ様、ありがとう! -- 篠崎 (2007-08-25 15 24 43) 俺は涼宮ハルヒの微笑が一番いいと思う。谷川顔負けのクオリティだと思うね。 -- 名無しさん (2007-08-25 16 12 51) Yも結構前に涼宮ハルヒの微笑を別西都(http //17.xmbs.jp/saw0ta/)で読んで面白かったんで原作の小説を読む気になりますた(`-●Д●-) -- 名無しさん (2007-08-25 16 25 36) ↑それ無断転載サイトあとここは企画SSの感想を書く場所であって微笑信者の避難所じゃないんだがな -- 名無しさん (2007-08-25 16 37 57) 肉じゃがおもしろかった -- 名無しさん (2007-08-25 17 21 18) ↑あんたもっと違うよwww -- 名無しさん (2007-08-25 17 43 24) ボケか自演か天然か -- 名無しさん (2007-08-25 17 45 05) 無断転載とか言ってる輩何故無断転載だと言い切れる?なら此処はどうだ?-- 名無しさん (2007-08-25 19 09 52) もちつけ。ここは議論する場でもない。 -- 名無しさん (2007-08-25 19 13 19) 古泉+長門とか見る気しね〜古泉はガチホモ 報われないキャラでいいものを…とアンチ古泉が申し上げます。 -- 名無しさん (2007-08-25 19 21 07) 死ね。とりあえずよそでやれ。ここはそういう場所じゃねえ。 -- 名無しさん (2007-08-25 19 40 10) 指輪物語も最高 -- 名無しさん (2007-08-28 16 53 45) SSVのラストのキョンのセリフを読むのと同時にGod Knows…聴くと切なくて泣かずにはいられなくなる…。 -- 名無しさん (2007-08-29 18 57 15) ↑そのコンボはまさに「神」 -- 名無しさん (2007-08-31 01 50 53) なんでかは知らないが古泉長門物が最近凄く多いな。-- 名無しさん (2007-08-31 07 37 46) 微笑はいいんだけど長門エンドが気に入らん キョンハル命ですから -- 名無しさん (2007-09-24 14 13 41) SSVは・・・無理。切ない。GJ。 -- 名無し (2007-09-24 16 15 05) SSV、微笑ともに最高だったマジ泣ける(;-;) ところでSSVでのキョンの死因って実際なんだったんだろうな。 長門に直せないってことは通常の病気とか怪我じゃないだろうし・・・ あの状況で突然死ぬってのは一体・・・ -- 名無しさん (2007-11-30 23 26 09) やべ・・・ここがあったのに雑談所にSSV感想書いちゃったよ・・・ しかしハルヒに超能力がらみの真相を告白したのだから死なないように出来たんじゃないかって思えてきたんだがどうなのかな。 -- 名無しさん (2007-12-01 00 06 56) ↑ 細かいことは気にしちゃダメだ。SSVは名作。それでいいじゃないか。 -- 名無しさん (2007-12-01 00 38 38) 微笑は大作 すごい良く出来てると思う SSVは神 本当に素晴らしかった こんな感動できる作品に出合えて嬉しい 心より作者を尊敬します -- 名無しさん (2007-12-01 00 52 30) ↑↑↑ ハルヒの力が弱まったから長門が待機モードになったんじゃない? -- 名無しさん (2007-12-01 07 19 31) ↑×3&↑ そうだね、その通りだ。オレってヤツは・・・名作を汚す所だったよ。 気づかせてくれてありがとう!! すまん、逝って来る(;´Д⊂ -- 名無しさん (2007-12-01 10 19 02) SSVは長門が長門っぽくなかったな。 勿論泣いたよ。すんげぇ泣いたよ -- 名無しさん (2008-05-14 18 13 57) やばい SSVは神だ! 本気で号泣した(´;ω;`) あとは 涼宮ハルヒの微笑も良作!あれも泣いた -- 名無しさん (2008-09-14 20 39 56) 俺は人が死ぬ事で感動を呼ぶ話ってあんまり好きじゃないな。 確かに切ない系の感動は演出し易いけど。 映画やドラマとかでも誰かが死んだってなったら またかって感じで一気に冷めちゃうんだよね。 勿論、微笑なんかは原作に出てきてる部分を上手く使いながら ストーリーを編み上げてる所が凄いとは思う。 -- 名無しさん (2008-09-14 21 48 54) ヤバい! SSVマジ涙(ρ_;) -- 名無しさん (2011-04-08 20 05 25) 涼宮ハルヒの微笑・・・ 泣いた -- ななし (2011-04-16 19 41 24) レスポンスが不正と表示されて微笑とかShort Summer Vacationがみれないですorz -- 名無しさん (2011-04-17 02 24 40) ↑の続き 管理人さんどうか見れるようにしてください!SoftBankです。ページをもっと細かくわけることは出来ませんか?汗 -- 名無しさん (2011-04-17 02 26 37) PCで見ればいいじゃん -- 名無しさん (2011-04-17 14 35 33) めっちゃすごい -- akasa (2011-04-30 15 47 21) SSVは神作だがキョンの死因が分からないのが唯一の欠点(泣いたけど) 涼宮ハルヒの微笑は………正直あれが驚愕の変わりでもいいレベル -- 名無しさん (2011-08-08 21 23 29) 何でキョン死んだんだろ? てっきり車にひかれるのかと... でも面白い!泣ける!小説家いけるよあれ! -- キョン大好き (2012-03-19 18 31 39) 連続ごめん。 SSV最高だよー! ごめん、これ言いたかっただけ。 -- キョン大好き (2012-03-19 18 33 26) 久々にサイト来て、時間かけてここ最近上がってるやつ読んできたけど地味に面白かったのは分身かな。 タイトルバレはアレだったけど -- 名無しさん (2012-06-04 00 14 58) ssvはネ申! 缶コーヒーふたつと10月8日も(・∀・)イイ! -- 名無しさん (2012-06-05 19 16 07) 上に書いてたてあるやついくつか読んだ。 分身、指輪、缶コーヒーどれも面白かった! -- 名無しさん (2012-08-17 00 01 34) 缶コーヒー -- 名無しさん (2012-08-22 20 27 53) 長門有希の憂鬱シリーズがぱねぇっす -- 名無しさん (2012-08-27 11 20 22) Short Summer Vacationと微笑読みました。 Short Summer Vacation、ぶっちゃけハルヒネタじゃなかった方が良かった気がする。 ハルヒがキョンが死ぬ事を納得する流れが急すぎるのが残念。 微笑はよく出来た話だったと思います。ストーリー的にはよくある展開な気もしますが きれいに原作の複線を回収したのが凄い。 -- 名無しさん (2012-10-16 02 00 35) ハルヒが死なないでって 言うから死ななかった 的なオチを予想してたよ -- 名無しさん (2015-02-01 05 42 00) ここしか書くとこないから一言 避難所落ちてる -- 名無しさん (2015-02-22 17 39 21) 落ちてるってか、わいわいKakikoが死んだからもう復活しない -- 名無しさん (2015-09-01 03 47 28) ここももう終わりってこと? -- 名無しさん (2015-11-15 14 21 45) 誰か見てる?ロダにトップ画像うpしといた -- 名無しさん (2015-12-15 03 26 51) 面白かったけどこんな辛気臭い結末ハルヒには似合わない。 キョンがあまりに最強すぎたのも萎えた。矛盾点も多いし。 -- 名無しさん (2016-06-15 06 00 29) すげぇ良かったです。 職人さん天才♪♪ -- フェンリル (2016-06-20 15 08 07) もう見てる人もほとんど居ないだろうし更新も一年全くないけど。 微笑を筆頭として軌跡やら機械知性体たちの輪舞曲やら、他にもハルヒのSSは名作揃いでした。 感動と興奮をありがとう。 -- 名無しさん (2018-09-10 01 24 46) カクヨムにいるよ -- 名無しさん (2018-09-16 23 41 40) 高校時代よく読んでました。26歳 -- 懐かしい (2018-10-28 21 53 40) だいぶ遅れてハルヒシリーズにハマった者だけどここにくれば沢山の名SSを読むことが出来て本当に感謝しています。ありがとう! -- 名無しさん (2018-11-25 03 12 17) まだ時たま動いてることに感動します。 ここを見ると青春時代に戻れますね -- 名無しさん (2018-12-12 23 51 34) 新刊が出て、またブームが来ることを! -- 最近はまった高校生です。 (2019-01-25 01 59 18) ↑ここにハマるとは… もはや逃れられんぞ -- 名無しさん (2019-08-22 06 51 58) topのgifが死んでるのを見て、ああほんとに色々と時間が流れたんだなって実感した。 最高だったよ -- 名無しさん (2019-12-06 23 28 16) 上にもあったけど、ここに来ると青春を思い出すと同時に、止まってしまった時間に悲しくなる。 あの頃はキョンやハルヒと同い年だったのに、気付けば30手前になってしまった。 -- 名無しさん (2020-01-06 00 31 29) すごく久々に消失を見て、ここのことを思い出して来ました 懐かしいSSを読んで当時を思い出して切なくなった 自分も年を取ったなあ -- 名無しさん (2020-01-10 00 14 59) まだここに人がいるとは…(困惑) -- 名無しさん (2020-01-23 23 57 02) SSの本文が全く読めなくなっていま。荒らしでしょうか? 残念… -- 名無しさん (2020-02-15 11 56 44) 数日前までは普通に読めてたのに、読めなくなってる。 めっちゃショック。 -- 名無しさん (2020-02-16 10 52 53) Wikiなのでサーバにバックアップがありました。 これから余裕を見つけてロールバックします。 -- 名無しさん (2020-02-29 00 01 28) 天才か???? 感謝しかない、ありがとう。 楽しみにしてます。 -- 名無しさん (2020-02-29 15 46 48) 数ヶ月ぶりにのぞいたら貴重なSSが消えてて悲しかったです。 SSの復旧楽しみに待ってます。 -- 名無しさん (2020-03-04 21 10 08) 数年ぶりに来たら読めなくなってるな リンクは検索されるからデータ自体はあるんだろうけど、時の流れを感じるなぁ -- 名無しさん (2020-03-05 15 22 24) 読めないの俺だけじゃなかったのか。 面白いSS多かったのに残念だ...。 -- 名無しさん (2020-03-05 21 56 11) えっ、まさか読めなくなってしまうなんて…ショックが大き過ぎる 復旧することを心の底から祈っています -- 名無しさん (2020-03-05 22 53 38) Wiki形式なので、サーバに過去の編集履歴が全て保存されています。 1 PCのブラウザからアクセス 2 左上の「表示」タブから「編集履歴(バックアップ)」をクリック 3 「ソース|最新版」の「ソース」に遷移する 4 削除される直前の版のhtmlソースが読める htmlが平文で保存されてるので、一枚ずつ再書き込みすると復活できるのかな、と。 かなりの枚数なのでどうやって自動化したのもか… -- 名無しさん (2020-03-06 19 40 55) 自分お手伝いしてもいいですかね?メンバーじゃないんですけど... 編集履歴には載ってないけど消えているってのも多くありますが、ソース自体は見つけられたので 多分全部復元できますね。時間さえあれば -- 名無しさん (2020-03-07 00 56 44) よろしくお願いいたします。心強いです。 -- 名無しさん (2020-03-07 02 22 48) 空いた時間にちょこっちょこ(自分が読みたいものと、人気作を)復旧 させていってます。 管理人さんがいないと復旧できないとこもあるんですけどどうしましょう... -- 名無しさん (2020-03-07 23 30 30) SSの復活を・・・ -- 名無しさん (2020-03-10 01 45 30) ほんとや!見ようと思えば編集履歴からみれる… 復旧をお願いしますね… -- 名無しさん (2020-03-11 17 44 48) スマホでも復旧できますね。 お手伝いします。 -- 名無しさん (2020-03-11 17 59 49) おおおお、だれか復旧手伝ってくれてるーーー。すごい勢いだ。 1人で心細かった....ありがとうございますッ -- 名無しさん (2020-03-11 23 47 18) 共に頑張りましょう! 普通の短編のリンクを見つけたのでよかったら。 https //w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/276.html -- 名無しさん (2020-03-11 23 51 40) これいちいち編集履歴からソース引っ張ってこなくても 編集モード切り替えるだけで復活しますね。それが救い -- 名無しさん (2020-03-11 23 55 05) 長編・涼宮ハルヒのリンクです。 どうぞ活用してください。 https //w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/510.html -- 名無しさん (2020-03-12 01 11 35) 長編のリンクです。編集画面ですがここから閲覧できます。 https //w.atwiki.jp/haruhi_vip/?cmd=backup amp;action=show amp;pageid=12 amp;num=1 -- 名無しさん (2020-03-12 01 13 28) 短編のリンクです。 https //w.atwiki.jp/haruhi_vip/?cmd=backup amp;action=show amp;pageid=16 amp;num=1 -- 名無しさん (2020-03-12 01 50 15) あげないと更新したページに埋もれちゃうので。 -- 名無しさん (2020-03-12 13 59 29) 長編 ハルヒ1 復旧終了 ハルヒ2 現在復旧中 -- 名無しさん (2020-03-13 00 29 46) 甘い短編終了。 -- 名無しさん (2020-03-13 22 17 23) うおお… ちょっと見てないうちに大変なことになってたんですね 手伝えるなら自分も手伝います -- 名無しさん (2020-05-17 01 00 52) これ、本格的にやるなら復旧方法に関するページを作ったほうがいいかもですね。 そしたら自分みたいにふらっと立ち寄った人間も復旧作業に参加しやすくなるかも。 明日以降暇なときにやってみます。 -- 名無しさん (2020-05-17 01 08 11) いや、違うな… すでに避難所ができてるんですね。 連投しまくってごめんなさい。 -- 名無しさん (2020-05-17 01 17 47) 短編・長編の最新版を編集履歴のソースからコピーして新規ページ化してみました。 避難所ができていてもやっぱり本家の保守作業は続けていきたいな・・・。 -- 名無しさん (2020-05-23 09 52 40) いまageられてた古泉一樹の休日めっちゃいいですね。 うなったわ -- 名無しさん (2020-06-09 15 51 42) 佐々木「憂鬱だ」の短編読んだけど本当に泣いた これ原作超えたんじゃないか?と思うくらい良かったし凄い切ない気持ちになった いくら頑張ってもキョンと結ばれる事がないのにそれを認められない佐々木が愛おしかった 作者さんいい作品を本当にありがとうございます -- 名無しさん (2020-06-15 02 05 20) 佐々木「憂鬱だ」を書いた作者さん。もし宜しければ私と同人誌を出してもらえませんか? 私はこの作品に感動しどうしてもこの作品を漫画にし世に出したいと思いました。作画は私がやりますのでどうか原作を書いていただけないでしょうか。 私は美術大学に通うただの学生です。作画のクオリティに関しては保証できませんが精一杯努力します。 ご興味があれば「minami@wanko.be」のメールアドレスにご一報ください。 いつまでもお待ちしております。 この場でこのような発言は不適切かもしれないので気分を害された方々には深くお詫び申し上げあげます。 -- 名無しさん (2020-06-15 02 44 18) 2月末に絶望して以来、久し振りに開いた。読みたかったSSの復旧方法が分かって感動した。ありがとう、復旧作業を続けてくれている方々。 -- 名無しさん (2020-06-25 23 40 08) そういや、長門有希の憂鬱シリーズの作者さんがカクヨムにおって、涼宮ハルヒの経営IIが読めるんよね 未だにこの時代のSS作家さんが動いてるのを見るとちょっと感動する。 -- 名無しさん (2020-07-02 09 42 36) 今ここの作品を全て復旧させた避難所が作られています。もちろんここも復旧させたいですけどね -- 名無しさん (2020-07-13 21 47 50) 避難所すごいですよね、管理人権限のSSもすべて復旧されてる ただ、色んな人の手でちょこちょこ復旧されていくこのサイトを見るのも、これはこれで楽しかったりw -- 名無しさん (2020-07-14 11 24 01) 避難所作る前はちょこちょこ復旧してたんですがね、サボっちゃうました。自分も復旧 に微力ながら協力させてもらいます!! -- 名無しさん (2020-07-15 20 35 38) 避難所作ってくれた人もここを復旧してくれてる人たちも本当にありがとう。 おかげで昔のSSを読むことができました 微笑は最高! -- 名無しさん (2020-07-17 07 08 49) こんなに最近のコメントがあって嬉しい!!涼宮ハルヒSS最高 -- 名無しさん (2020-07-17 23 19 34) https //w.atwiki.jp/haruhi_vip2/ 避難所のURLです -- 名無しさん (2020-07-27 21 19 16) これ、ちなみに避難所ってどうやって作ったのでしょう? 今後同じようなことがあった時のために、向こうの管理人さんがいらっしゃればよろしければ教えていただきたいのですが・・・。 -- 名無しさん (2020-08-15 10 12 10) 避難所を作ってくれた方を知ってるのでちょっと話してみます。 教えてもらえるのかわかりませんが・・・ -- 名無しさん (2020-08-17 23 03 38) あげ -- 名無しさん (2020-08-21 02 44 22) 聞いてみた結果『使い回せない専用のプログラムを書いた』そうです。 もともと自分ともう一人が手動でこのwikiの復旧をしていたところで その方が避難所を作ってくれた というのがことの経緯になります -- 名無しさん (2020-08-22 17 32 22) なるほど! そうだったんですね ありがとうございます! 次回もし同様の事態に陥った際は、お二方が再臨されることを織姫と彦星に祈っておきます笑 -- 名無しさん (2020-08-22 23 28 58) 16年後に現れましょうかね笑 まあ私はほぼ毎日このwikiにお世話になってるんですけどね -- 名無しさん (2020-08-23 19 43 59) ここのコメ欄歴史が詰まっててすげえ 未だに動いてんのもすげえ 何が言いたいかって言うと、ハルヒってすげえ -- 名無しさん (2020-08-25 22 50 01) それな -- 名無しさん (2020-08-30 22 38 21) 涼宮ハルヒの新刊きたーーーーーーー -- 名無しさん (2020-08-31 16 25 04) 直観キタアアアアアアアアアア!!! 驚愕以来の新刊だぞおめえらあああああああ!!!! -- 名無しさん (2020-08-31 20 17 55) 待ってた・・・待ってた・・・ -- 名無しさん (2020-08-31 23 05 53) 直観予約しましたか?私はしました -- 名無しさん (2020-09-05 20 48 08) ここ見てたら思うけど、この時代にSS書いたりしてたような層のオタクって今何をしてんだろうな。 SS文化が下火になってるけど、その代わりに出てきたものが思いつかない。 また流行ればいいんだけど・・・。 -- 名無しさん (2020-09-10 12 13 34) イラストなどは技術的にも発展してきたと思うのですがね、、、 SSは減ったかもしれませんね。いわゆるなろうの登場で二次創作 をするまでもなく自分の文学的な創作欲を満たせるようになったんですかねぇ -- 名無しさん (2020-09-12 18 18 01) 直観からSS増えてほしいなー -- 名無しさん (2020-09-16 23 29 52) ここのSS自分が生まれた時くらいに書かれたのもあるな。 直観まじで楽しみ〜 -- 名無し (2020-09-21 09 58 09) 後1ヶ月ちょっとで発売だー -- 名無しさん (2020-10-09 22 27 23) ↑×2 若い人も来てるんだなあ。これからも一緒に楽しもうぜ -- 名無しさん (2020-10-10 09 20 19) 自分はハルヒたちと同年代です!! -- 名無しさん (2020-10-15 23 51 52) 俺も同年代だったんだよなあ・・・。 -- 名無しさん (2020-10-18 10 05 06) いろんな作品の主人公たちを抜かしてきてしまった -- 名無しさん (2020-10-20 21 58 36) ハルヒたちももう30台ですもんねえ -- 名無しさん (2020-10-26 18 28 16) ↑やめ給へ -- 名無しさん (2020-10-28 13 41 56) この間なんかの動画でみたんだがキョンの語り口が全て過去を語ってる ものだから壮大な叙述トリックなのではないか?っていうのがあったけど・・・ まさか全て壮年キョンの思い出話か??? -- 名無しさん (2020-10-29 00 26 43) ハルヒでハロウィンって扱ってたっけ? -- 名無しさん (2020-10-31 23 24 48) ↑ ハルヒちゃんなら…。 この10年で急速に流行ったイベントなので、本家では扱われてない希ガス ハルヒちゃんでもハロウィンが何か鶴屋さん以外知らんかったし -- 名無しさん (2020-11-04 08 04 32) 今後に期待ってことか。本家は高二春だから登場するとしても あと2、3巻待ちそう -- 名無しさん (2020-11-04 12 52 26) あと二週間ぐらいですねー楽しみ!! -- 名無しさん (2020-11-10 22 08 01) あと一週間で発売!!!!!!!!!!! -- 名無しさん (2020-11-17 23 19 28) 涼宮ハルヒの直観今日発売!! -- 名無しさん (2020-11-25 18 42 13) まだ届かない・・・ -- 名無しさん (2020-11-27 00 04 59) 直観いいねえ。ちまちま読んでいってる -- 名無しさん (2020-12-02 01 46 22) ああ……あの頃はよかった(遠い目 -- 名無しさん (2020-12-04 12 06 37) 最近復旧作業盛んね -- 名無しさん (2021-01-11 01 42 20) 久しぶりに昔読んだSS見返したくて来ました -- 名無しさん (2021-02-04 03 37 21) 結構最近も更新されてて嬉しい -- 名無しさん (2021-05-15 01 56 09) ノスタルジー凄いな。それぞれ独自の涼宮ハルヒの 世界観があって、よく読んでたわ...。 佐々木「憂鬱だ」、微笑、分身読み直したけど やっぱどれも面白い。 -- 名無しさん (2021-06-05 22 35 30) 佐々木のSSもっと欲しいなああ -- 名無しさん (2021-06-21 01 41 04) あけましておめでとう -- 名無しさん (2022-01-16 02 40 01) めちゃくちゃ好きなのにタイトルが思い出せないSSを探しに来ましたよっと でも見つからない… -- 名無しさん (2022-02-09 08 50 48) 復旧進んだなあ -- 名無しさん (2022-08-18 02 50 23) 以前、微笑が復旧作業すらできない状態になっててもう読めないのかと諦めてたんだけど、いつの間にか復活してた!本当にありがとう!! -- 名無しさん (2022-08-20 00 54 59) 数年ぶりに見にきた。復旧させてよかった〜。こんなに見てくれてる人がいる -- 名無しさん (2024-03-16 04 46 23) 名前 コメント
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藤川少年の事件簿 見えないものと視えるもの Vampire☆Generation
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SSスレまとめ ページの作成について 他のコンテンツページと区別をつけるため、新規にページを作成する場合は、以下の書式を使用してください。 なお、ページは全て「アットウィキモード」で作成してください。 投下ログ用新規ページ SS[半角スペース][スレ番号]-[レス番号] 例:SS 4-900 (4スレ目のレス番号900) SSが複数レスに連続して投下されている場合は、投下されたレスの最初の番号をページ番号とし、 連続している範囲で同一ページにログを格納してください。 長編・短編まとめ用新規ページ SSスレまとめ/[作品名] SSスレまとめ/[作品名]/[章番号またはタイトル] 例:SSスレまとめ/とある天使の灰姫遊戯(シンデレラストーリー) 例:SSスレまとめ/とある天使の灰姫遊戯(シンデレラストーリー)/第一章 章ごとに1つのページで収まりきらない場合は、分割してログを格納し、章番号またはタイトルにも連番を振ってください。 アットウィキモードでは、1ページあたり「1200行、50000バイト」の制限があります。 例:SSスレまとめ/とある風紀の活動日誌/第5話-1 ページの削除についてページ名やwikiモードを誤ってページを作成した場合は、正しいページを作り直してください。 ※管理権限の都合上、ページの内容を全て削除することでのページの削除ができません。ご注意ください。 ページの内容について 投下ログまとめ用ページ 1行の書式は以下の通りとなっています。 [ログ格納ページ名] [以前の投稿レス番号][全角スペース][タイトル][通し番号] 例:SS 2-61 1-943 とある昼食のラブコメ(1) (1スレ目の943氏が書いた「とある昼食のラブコメ」の1回目の投稿) その投稿が初めての場合は、[以前の投稿レス番号]は省略してもかまいません。 [注意]投下ログ内のテキスト(誤字・脱字等)をむやみに改訂することは、たとえ作者であってもご遠慮ください。 具体的には、ページタイトルが「SS(スレッド番号)-(レス番号)」であるものです。 長編・短編まとめ用新規ページそれぞれのまとめ用ページを参考にしながら作成してください。 まとめ用ページ内にて、誤字脱字を修正されることは構いません。 一部の長編作品について「SSスレまとめ 並行世界(リアルワールド)」のまとめについては、著者toto氏自身の手で加筆・修正がなされた訂正版が掲載されています。このページの編集はtoto氏に一任されていますので、ご注意ください。 分類について 長編・短編・小ネタの定義は以下のように行っております。 長編:投稿4回以上かつ10レス以上のもの 短編:小ネタ・長編の基準に合致しないもの 小ネタ:1~2レスのもの ただし、例外として以下の運用を行っております。 トップページに載せる短編は、5レス以上で完結しているもの ログを全てまとめたものがWikiのページ容量限界までで3ページ以上(5万字以上)存在するものは、投稿回数に関わらず長編とします。 連載中・更新停止中の定義について 2~3回に渡って複数レス消費している作品を「連載中」と定義します。 また暫定的に、最終更新日より3ヶ月以上更新のない長編を「更新停止中」と定義します。 工事予定表 「とある能力者の暗躍」、「お食事券と激突する女達」のページ作成作品紹介ページを作らずに、直接まとめページへ投入予定? 「異世界からの招待状 A_Gate_of_the_Strange_Worl」、「とある授業の社会見学」、「とある少年の失くした日常。」のページ作成作品紹介ページを作った上でまとめ予定? 更新停止中作品のまとめページ作成について連載が再開されるまでまとめページを作成せず、短編リストと同じ形式で表示する予定? 「とある世界の『空白少女』(ブランクガール)」、「とある魔術の禁書目録外伝~僕たちの聖杯戦争~」のリストページ変更現状だと階層が深くなっているので、「とある風紀の活動日誌」と似たようなリストへ変更予定? 「とある風紀の活動日誌」のまとめページ格納化第六話第一章~第三章おわりまで予定? 「とある魔術の禁書目録外伝~僕たちの聖杯戦争~」のまとめページ格納化プロローグ2~1日目まで予定? コメント欄 現行スレに書くまでもない連絡などはこちらへお書きください。 ログを大量に更新された場合などは、現行スレへ作業状況の書き込みをお願いします。 ※フォームを置くとスパムにやられるようなので、直接記入でお願いします。 テストを兼ねて。スレテンプレとか作った方がいいのだろうか。 -- 4-830 (2009-04-23 17 59 34) 「とある旗男」は連載予定から第1話失踪だと思ったのは自分だけ? -- 4-899 (2009-05-03 00 24 42) 確かにコメントが「とりあえず今日はここまで」ですね…。未完の短編まとめへ移転しましょうか。 -- 4-830 (2009-05-03 11 39 13) SSまとめの専用ページ作る基準決めたいところだな。6スレの例の彼という実例が出てしまったことだし、第一話失踪or地雷系をそのまま乗せないためにも、見極めるためにある程度の期間を置いて、その上で専用ページを作ることを考えるべきじゃないか? 長文失礼。 --通りすがり(2009-11-30 17 45 21)
https://w.atwiki.jp/mgshokan/pages/51.html
兄妹。血が繋がっていなくてもたった一つの、彼女にとってはたった一人の家族だった。 硝煙と血と土と砂煙の匂いしか味わえない戦場でも、妹からすれば長身の兄は誰よりも美しく、格好よく見えていた。 数少ない食糧を分け与えられた時、申し訳ないと思いながら妹は嬉しがっていた。 ああ、私はこの人の大事な人で、愛されているのだ。と。 この愛を享受しているからこそ、人の命を奪う兄を平気で受け入れる事ができた。 妹からすれば欠点の無い頼れる兄。兄妹と言う絆は永遠に一緒に居られる証、そう思って安心していた。 恋心と自覚したのは皮肉にも、別れを宣告された時だった。 「どういう…事?」 「お前の為なんだ」 兄の、結果的には最後になってしまった「人間らしい」最後の思いやり。妹の興味のある分野で一流の大学へ行く権利と、立派な戸籍。これが兄の最後のプレゼントだった。 兄妹の絆を断つ事を代償にしたプレゼント。兄はこれが正しい選択だと判断していた。 「嫌よ!…どうして」 「俺は…他人を殺めてきたこの手だけじゃない。名前、経歴、存在そのものが汚れているんだ。俺との繋がりを残せば、お前の将来に響く」 「嫌!兄さんのいない未来なんて要らない!」 「ナオミ…」 「どうして!?あの地獄を抜けられたのは兄さんが居たから!」 「…」 「…お願いだから側に居させてよ…兄さん…」 兄は俯いたまま、妹はその膝に縋ったまま、時間は経っていった。 兄の考えは変わることなく。 「…俺の世界から抜けられるチャンスは今しかない」 「…」 「…フライトは明日だ。準備は忘れるな。 …ナオミ・ハンター。お前の名前にイェーガーは無い」 その日兄は、珍しく早い眠りに着いていた。
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【ダンガンロンパ】霧切響子はクーデレかわいい【FILE.25】 ※SSにはスーパーダンガンロンパ2のネタバレが含まれている場合があります。 閲覧の際は自己責任の下でよろしくお願いします。 備考欄に「※2ネタバレ」が記載されているものはネタバレが入っています。 レス ID タイトル 備考 66 0q3WXFnQ 事故ちゅー 73 0q3WXFnQ 66の続き 104-112 UcMNluAr 舞園×霧切 151-154 ArayqqG0 苗木君のぬいぐるみ 183-187 uso798mu 雨 446-449 3GwyJywf 無防備な霧切さん 697-699 NB6COdvM 花火 980 OE1MQ+Ws 挨拶
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あなた 詳細にはネタバレを含む概要が書かれている場合があります スレタイ キャラクター 詳細 備考 日付 歩夢「ねぇ、覚えてる?」 あなた「>>2」 歩夢 詳細 短編・安価 20191003 身長185センチ握力100キロ筋肉ムキムキ格闘技有段者あなた「おはよう歩夢ちゃん」 あなた・虹ヶ咲 詳細 短編・コメディ 20191003 歩夢「ね、ねぇ覚えてる?年長さんの遠足で、私がお弁当を忘れちゃった時あなたが──」 あなた「はいブッブーちがいまーす」 あなた・歩夢 詳細 短編・ホラー 20191104 あなかなSS 彼方・あなた 他 詳細 ほのぼの・あなかな 20200114 栞子「同好会は廃部にします」あなた「そんな!」 あなた・栞子 他 詳細 R-18・ふたなり・あなしお 20200129 あなた「りなあいの間に挟まりたいなぁ~」 あなた・璃奈・愛 他 詳細 あなハー・ドロドロ 20200206 あなた「今年はチョコたくさん貰っちゃった♪当分は困らないし要らないね」歩夢「そ、そうだね…」 あなた・歩夢 詳細 短編・あななゆ 20200214 あなた「歩夢ちゃんへのバレンタイン」 あなた・歩夢・彼方 詳細 あなぽむ 20200219 深夜で誰も見てないだろうからあなしおSS書いていく あなた・栞子 詳細 短編・あなしお 20200312 エマ「わたしのこと、ずっと見ていて」 あなた・エマ 詳細 短編・あなエマ 20200324 あなた「エイプリルプールで歩夢ちゃんに壁ドン告白してみよっと♪」 あなた・しずく・歩夢・栞子 詳細 短編・あなハー 20200401 あなた「部室の壁に身体が挟まっちゃった」 あなた・歩夢・エマ 詳細 短編・コメディ 20200412 【SS】制服吸いのあなたちゃん あなた・虹ヶ咲 詳細 コメディ 20200415 あなた「天使と悪魔とエトセトラ」 あなた・虹ヶ咲・栞子 詳細 コメディ 20200428 あなた「もう限界だ!エマさんに告白する!!」 あなた・エマ 他 詳細 あなエマ・シリアス 20200504 あなた「クソザコの汚名を返上しよう!」かすみ「おーっ!」 あなた・かすみ・虹ヶ咲 詳細 短編・コメディ 20200505 歩夢「あの子が頭を打って気を失った!??」 あなた・虹ヶ咲 詳細 短編・コメディ 20200505 あなた「寝違えちゃった…」歩夢「今日は私がサポートするね!」 あなた・歩夢・虹ヶ咲 詳細 ほのぼの・あなぽむ・あなハー 20200508 あなた「栞子ちゃんのショートカットが見たい」 あなた・歩夢・栞子 詳細 短編・コメディ・あなぽむ・あなしお・画像有 20200512 あなた「みんながどんな風に握手会をやってるか知りたい?」 あなた・虹ヶ咲 詳細 コメディ 20200523 あなた(5cm)「彼方さん助けて!」彼方「おやおや」 あなた・虹ヶ咲 詳細 コメディ・カオス 20200606 あなた「疲れ目肩凝り腰痛に」A・ZU・NA「察知しましたSOS!」 あなた・A・ZU・NA 他 詳細 短編・ほのぼの 20200608 あなた「歩夢ちゃんからもらったクソゲーをやってみよう!」 あなた・歩夢 詳細 短編・コメディ 20200616 あなた「初めまして(威圧)」 あなた・エマ・マイ 他 詳細 あなエマ・コメディ・シリアス 20200716 あなた「留学から帰ってきたら居場所がなくなってた……」 あなた・侑・虹ヶ咲・栞子 詳細 ミステリ・サスペンス 20200808 氷せつ菜「マネージャー、コーラ買ってきて下さい」 侑「はい、部長……」 あなた・かすみ・せつ菜 他 詳細 短編・あなかす・あなせつ・安価 20200918 あなた「果林さん!浴衣選ぶの手伝って欲しいんだけど」 あなた・果林 詳細 短編・ほのぼの・あなかり 20200919 あなた「未来行ってみたい」璃奈「あるよ」 あなた・虹ヶ咲 詳細 カオス・コメディ 20200920 あなた「あれっ? よく考えたら歩夢ちゃんって最高の幼馴染じゃない?」@ あなた・歩夢 詳細 短編・コメディ・あなぽむ 20201029 エマ「しずくちゃん…本気じゃないよね?」あなた「!?」ゾク あなた・エマ 詳細 エロ・あなエマ 20201101 あなた「ランジュちゃんを私に惚れさせれば良くない?」 あなた・嵐珠 他 詳細 あなラン 20201103 ランジュ「苦労は曲のレベルを左右しない。曲なんて素人が作るより、プロが作ったほうが良いに決まってるでしょ?」」 あなた・嵐珠・虹ヶ咲・栞子 詳細 シリアス・あなラン 20201111 桜坂しずく(27) あなた・しずく・虹ヶ咲 詳細 シリアス・恋愛・ あなしず 20200124 あなた「でもしずくちゃんって付き合ってても都合が悪くなったら浮気しそうだよね」 あなた・しずく 他 詳細 短編・コメディ 20201205 あなた「エマさんがとんでもないことになった?」 あなた・エマ 詳細 短編・R-18・エロ・あなエマ 20201218 あなた(早く皆に会いたいなぁ…!)かすみ「あれ!?先輩!?」スパー あなた・虹ヶ咲・嵐珠 詳細 短編・コメディ 20210107 侑「ふぃ~疲れた。ただいま~」ガチャあなた「!?」侑「!?!?」 侑・あなた・歩夢 他 詳細 コメディ・あなぽむ・ゆうぽむ 20210102 あなた「それなに?」璃奈「プロアクションリプレイ」 あなた・虹ヶ咲・侑・栞子 他 詳細 安価・コメディ・鬱 20210113 あなた「エマさんの母乳と彼方さんの唾液と私の精子をブレンドしたミルクを使えば最高のエスプレッソが作れると思わない?」璃奈「は?」 あなた・璃奈 他 詳細 ふたなり・コメディ・カオス 20210223 あなた「キャラデザァ!!」侑「!?」 あなた・侑・歩夢 詳細 短編・コメディ 20210223 あなた「彼方さんが歌い終えた直後の唾液吐息で臭臭ぴマイクを鼻に突っ込んだらそこにはどんな世界が広がってるんだろう?」歩夢「え?」 歩夢・あなた 詳細 ふたなり・コメディ・カオス 20210226 ランジュ「あなた!ランジュが来てあげたわよ!」あなた「ランジュちゃん?」 あなた・嵐珠 他 詳細 エロ・コメディ 20210304 あなた「栞子ちゃんはいこれ!」 あなた・栞子 詳細 短編・ほのぼの・あなしお 20210305 あなた「人格シャッフルフェスティバル!?」 あなた・虹ヶ咲・栞子 詳細 ほのぼの 20210322 あなた「歩夢ちゃんにどうしても勝てない……」璃奈「良い案がある」 あなた・侑・歩夢・璃奈 詳細 あなゆうぽむ・コメディ 20210424 あなた「エマさんの出したてうんちと彼方さんの嘔吐物から抽出した具材を混ぜて作ったカレー専門店を開けばボロ儲け出来ると思わない?」 あなた・璃奈 他 詳細 コメデイ・カオス 20210424 あなた「エマ~お茶~」9人「!?」 あなた・虹ヶ咲 詳細 短編・コメディ・あなハー 20210429 あなた「しずくちゃんの自転車を盗んでオナニーに使っちゃった」 あなた・しずく 詳細 短編・カオス 20210502 あなた「あぁ~エマさんと彼方さんの間に挟まりてぇ~」しずく「ガイアッ!」バキッ あなた・しずく 詳細 短編・エロ・あなしず 20210502 あなた「好感度反転スイッチ?」璃奈「うん」 あなた・虹ヶ咲・嵐珠 他 詳細 シリアス・コメディ・あなハー・あなラン 20210423 あなた「感度3000倍薬?」璃奈「うん」 あなた・QU4RTZ 詳細 エロ・コメディ 20210602 あなた「歩夢ちゃんの部屋にこっそり侵入して驚かせちゃおう」 あなた・歩夢 詳細 短編・ホラー・あなぽむ 20210610 あなた「これ私のパンツじゃん…」 あなた・あゆあいせつ 詳細 短編・あなぽむ 20210614 あなぽむかすせつゆうで書いてて辛くなりそうなの書く あなた・かすみ・歩夢 詳細 鬱・あなかす 20210608 あなた「ええ!?エマさんがAVに出演!?」 エマ「うん?」 あなた・エマ 詳細 短編・コメディ・あなエマ 20210619 あなた「曲作りをしよう!」しずく「イエー!」 あなた・しずく・エマ 詳細 短編 20210718 あなた「み、ミアちゃん…」 ミア「なんだよ」 あなた・ミア 他 詳細 短編・ほのぼの・あなミア 20210723 理事長「あの子はいらない」あなた「私はいらない」 あなた・理事長・虹ヶ咲・嵐珠 他 詳細 シリアス 20210807 【虹4th発売記念SS】璃奈「出来た、ソングイメージシミュレーター」あなた「ソング⋯なにそれ?」 あなた・虹ヶ咲 他 詳細 ほのぼの・バトル・あなハー 20211006 あなた「スクールアイドルフェスティバルたのしー!」 あなた・虹ヶ咲・侑 詳細 安価・コメディ 20220515 あなた「エマさんに避けられてる」 あなた・エマ 他 詳細 短編・あなエマ 20220731 日曜桜坂劇場「ときめきさがし」[字][解][デ]最近ときめき欠乏症の先輩。新しいときめきを求めて同好会のみんなと色々試してみるものの… しずく・あなた 他 詳細 短編・あなしず 20230312 あなた「これ落としたよ」侑「あっ!パスケース!」 あなた・歩夢・侑 詳細 短編・しんみり・あなぽむ 20230430 あなた「本当にさよならだね」 あなた 他 詳細 短編・しんみり 20230430 日曜桜坂劇場「グレープフルーツミルク」[字][解][デ]目覚めたら見知った部屋、隣には裸で眠る後輩、抜け落ちた昨夜の記憶、この状況は… あなた・しずく 詳細 短編・コメディ・あなしず 20230514 「今までありがとう!」 あなた「えっ」 あなた 他 詳細 短編・しんみり・あなぽむ 20230630 R-18G スレタイ キャラクター 詳細 備考 日付
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若菜四季・鬼塚夏美 詳細にはネタバレを含む概要が書かれている場合があります スレタイ キャラクター 詳細 備考 日付 夏美「私の動画に出演欲しいですのー」四季「やだ」 夏美・四季 詳細 短編・コメディ・しきなつ 20220520 【SS】夏美「告白ドッキリですの」 夏美・四季 詳細 短編・しきなつ 20220924 四季「第1回、ギリギリ」夏美「Liellaに『ドッキリ』仕掛けてみたですの!!」 四季・夏美・Liella! 他 詳細 コメディ・しきなつ 20230131 四季「夏の砂浜」夏美「2人歩けば」 四季・夏美 詳細 ほのぼの・しきなつ 20230705 R-18G スレタイ キャラクター 詳細 備考 日付
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【SASUKE】STAGE 試合SSその2 禅谷回那の故郷は山の中だ。 陰鬱な村を一歩出れば、どこまでも広がる鬱蒼の森々。 鬱に鬱を重ねてなおまだ足らぬほどの、胸の苦しさ。 ――でも、その苦しさを感じたのは、自分の世界の外側を知ったから。 テレビに映された洗練され綺羅びやかな都会が、羨ましかったから。 だから。 この広くて息苦しい薄暗がりが、たまらなく嫌だった。 * * * * 萩原セラフが咄嗟にハンドライトを消し、物陰へ身を隠したのは、そこに物陰が『できた』からだった。 前後共に遮蔽のない、一本道の天然洞窟を歩いていたのに。 (……時刻に劇的な変化はなし。意識の連続性は保たれている) 腕時計を確かめつつ、遮蔽と足元に触れる。地面は起毛したマットのような素材。遮蔽は紙張りのプラスチック。 もちろん、天然の洞窟にいきなり発生するものではない。 (つまりはここが戦闘空間) 光源といえば、空に瞬く星くらいで、自分の手元すら分からぬ暗闇だ。 ハンドライトに甘えたくもなるが、ここが戦闘空間であれば、必ず倒すべき『敵』がいる。不用意な行動は 「ナルル~ッ!」 不用意な行動は…… 「どういうことナル!? さっきまで洞窟だったのに~!」 「……ちょっと」 「暗くてなんにも分かんないナル! セラフ、明かりをつけて……ナルッ?」 セラフに遮蔽へ引っ張りこまれたナルナルは、頭の一点を触手で撫でる。 「なにかテープで引っ付いて……」 「!」 言い切る前に、セラフは素早く『それ』をむしり取り、仔細確かめることなく遠くへ放り投げた。 粘着テープの巻かれた、貨幣のような感触だった。遅れてちゃぽん、という水音。 「……不用意な行動はやめて」 「ナル……ごめんナル~」 注意を受け、素直にうなだれるナルナル。 基本的にナルナルは、潜入任務中に状況を介せず騒いだりするマスコットではない。時にその行動は、セラフを助けることすらある。 しかし、今回のように突然かつ埒外の事態に対しては、動揺し、無思慮な動きを見せる場合もあった。 セラフは全感覚を集中させつつ、先ほどの敵の行動について考える。 貨幣。常識的に考えて危険なものではないが、敵が魔人である以上その常識には意味がない。 あるのは何らかの意志を持って、ナルナルに貨幣を取り付けたという事実。何の意志を持って? ……攻撃と考えるのが妥当だろう。 貨幣を投げ捨てた方角を見る。目に見えて分かる異変はない。 こうなると放るまえに検分しておけばという気持ちも芽生えるが、魔人相手にそんな悠長なことを言えるものではない。 「ナルナル」 クラゲの頭部分に口を近付け、こそこそと囁く。こうすればナルナルもこちらに合わせてくれる。 「今のはどっちから来たか分かる?」 「ナル~……みぎの方?」 「右ってどっち?」 「おはしを持つほう!」 「あなたどれで持つの?」 「ナル?」 無数の触手の内一本が持ち上げられる。 「決まってるのね……」 「あれ? これだったかな? こっちだったかな?」 決まっていなかった。 「……方角を指して。飛んできた方角」 そう指示すれば、ナルナルの触手が一斉に一定の方向を指した。遮蔽の向こう側だ。 (相手からの動きはない。向こうもこちらの様子を伺っている……) あちらとしても、セラフが動きを見せなければ動き辛いのだろう。膠着状態。 こういう時、何かオトリにできるようなものがあれば…… 「ナル~?」 「…………」 目のない頭で見上げるナルナルに、セラフは静かに溜息を吐いた。 * 「すっ……すみません!」 物陰から気弱そうな少女の声が上がったのは、回那の攻撃から数十秒ほど経った頃だった。 「わ、わたし……その、迷い込んじゃって……洞窟を歩いてたら、いきなりこんな所に……」 (……迷い込む) 回那の一族が施した呪術的封鎖と、長野県庁の手配した物理的閉鎖。 その両者を突破して、SSダンジョンに『迷い込む』ことができる存在があるか、と言えば…… (なくはないんだよなあ……) 神秘も、文明も、絶対のものではない。両者に精通する禅谷回那は、その事実をよく知っている。 「ま……魔人なんですけど。能力も全然、弱っちくて。ほら、こんなのしか出ないんですよ?」 「ナル~ッ! こんなのってひどいナル!」 そう言いつつ姿を見せたのは、デフォルメしたクラゲのようなキャラクターだった。子供っぽい声で、少女の言葉に反論している。 続けて、少女も姿を現す。星明かりに照らされた姿は、伸びた前髪で片目の隠れた少女。両手を恐る恐る挙げて、降伏の姿勢だろう。 「すみません、これってどうすれば出られるんでしょう……?」 「近づかないで」 対する回那はぴしゃりと言い放った。びくりと少女が足を止める。魔人の相手に無用の接近を許す道理はない。 彼我距離は30メートルほどだろう。こちらには屋根がある。あちらから姿は認められまい。 「……いい? これは戦闘なんだ。勝者は先へ進み、敗者は外へ放り出される」 「ま、負ければ良いんですか?」 「ああ。それで晴れて、本物の空の下に戻れるだろう」 「分かり、ました……負けを認めます」 「な、ナル~ッ!? セラフ、そんなの」 「静かにして」 少女――セラフとクラゲのやり取りに苦笑しつつ、辺りの様子を伺う。 得も知れぬ構造体。戦闘参加者の片方が敗北を認めた以上、変化が出ても良いはずだが…… (……何もない?) それとも、この空間のどこかで変化が起こったのか。そう思った回那の目がセラフから外れた瞬間、 動いた。 * 口だけの降伏は意味を持たないという、安保局からの情報は得ていた。 降伏のサインの両挙手は駆け出すと同時に後ろ腰の銃へ。相手の姿は定かでないが、声で位置は特定できる。 瞬間に詰める3メートル。まだだ。相手は戦い慣れていないという確信があった。即応はできない。 「っ……!」 気付いた。動作に入る間に3メートル。シルエットが見える。腰から提げられているのは刀か。 そして3メートル。相手が腕を振るった。先のように貨幣のようなものを投げてくるのだとして。 (私が速い) 散弾じみた複数の飛翔物を左腕で受け、踏み込みながら右手を突き出す。対魔人弾を装填されたそれの引き金を、引く。 「ッ!!」 瞬間、ぐらりと身体が揺れた。銃口は星空を差して咆える。反動にもたついた? 否。 (……重い!) それは腕に貼り付いた青い貨幣の影響であった。『光子1.5bit』。禅谷回那の呪術能力! そしてその、何も撃ち落とせなかった銃撃に加えて、もう一つの情報があれば、回那もまたその確信へ至れる。 (蠱毒数えのカウントがゼロってことは……『カードキーを受け取ってる』ってことじゃないか! カマトトを!) セラフが左手の貨幣を払い落とし――粘着テープの扱いには慣れている!――回那が接近する。 距離を詰めるまでに銃撃を二度。しかしながら、回那はそれを最低限の動きで回避する。 銃弾なぞ所詮は直線運動。魔人の身体能力があれば、正面から躱すことはさしたる問題ではない。 (実戦はともかく、戦闘経験はあるか) 内心評じるセラフは、銃撃を止めて左手にナイフを構えた。対する回那はまたも貨幣を弾いてくる。 複数の硬貨を握り込み、指先の動きだけで散弾めいて弾き飛ばす『ぜになげ』は、商人たれば当然の技術だ。 受ける側のセラフはそれをナイフで弾き、あるいは右手で受け、すぐ左手で払う。 その貨幣に『重量を増す』効果があるとしたら、それを投擲する=重量が重くなれば落下する、という都合上、 接触と効果発動までにはラグがあるとセラフは見ていた。 事実、その読みは当たっていた。貼り付けに用いる粘着テープは、熱と電撃を受ければ焼けてしまい、使えるのは青だけだ。 セラフの銃は的中あたわず、回那の銭投げは対処可能。 必然、両者は接近戦にもつれこむ。 「やると見た!」 刀を抜き払う回那が。セラフが応じるようにナイフを構え……否、投げた! 回那は身をよじって躱し、そのままの勢いで踏み込み、斬りつける。対するセラフは更に踏み込み、その手を押さえ、掴む。 「は……っ!」 投げ倒す。合気道を軸としたマーシャルアーツ。ナイフの投擲も、この超接近状態に持ち込むための布石でしかない。 回那は投げられる過程で刀も落とし、セラフに抑え込まれた。そのまま後ろ手に腕をねじ上げる。 「……ッだだだ……!」 「そちらは、人間を斬るのには慣れていなかったようね」 腕足をじたばたさせているが、時間の問題だ。抵抗が落ち着き次第、銃で頭を撃ち抜く。それで終わる。 「フフ……実際そうさ。こんな事態は想定していなかった」 「…………」 「ダンジョンに潜って、魔人と戦い、勝てば願いが叶うなんてなあ。時に、一体君はどんな願いを……っだだだっ!」 「……ない」 願い。 当然それは、萩原セラフがこのダンジョンに挑む動機ではない。 任務ゆえに挑み、任務ゆえに勝つ。それが工作員・萩原セラフだ。 「ナルナルは~、ほんとにお願いごとがかなうなら、おいしいご飯をいっぱい食べたいナル!」 「……」 「みんなでご飯を食べて、楽しくおしゃべりして、それで……ナルッ? セラフ、怖い顔にナッてる!」 「そのナルナル言ってるのは君の本音の代弁者か?」 「まさか」 抵抗が弱まってきた。予定通りに銃に手をかける。 「工作員はそんなこと考えない」 「否定するとは、それを肯定しようという圧力に抗うということだ。銃撃一つで決着できるこんな時でも、君は抗わずにいられないんだね」 「あなたこそ、銃撃一つで死ぬと分かってるのによく口が回るのね。詐欺師?」 「いや、商人だ」 「なら詐欺師みたいなものね」 「そして呪術師でもある。これは……詐欺じゃない」 セラフが後頭に銃を突きつけると同時、全身に電流が走るような感覚を覚え、身体が跳ねた。 (何っ……!) 少し遅れ、比喩でなく電流が発生したのだと気付いた。否応なく全身が痙攣する。 誤魔化すように撃った銃弾は、回那の頭の横の床を貫くに終わった。 「セラフ~~!」 (発生源、はっ、) 回那はセラフを振り払い、銃を奪おうとする。そうはさせまいとセラフが身体を離せば、電流は弱まった。つまり、回那自身。 ……セラフの与り知らぬことだが、正確には回那の羽織る淡黄のサマーコートが発生源であった。 会話で時間を稼いだのは、即席で呪いをかけるため。呪い同士の相互干渉を防ぐため、着衣には呪いを施さないのが基本である。 距離を取る双方。回那の手には再び赤い刀があり、セラフは拳銃のみである。ナイフの予備を抜く余隙はなし。 即ち、刀の前に弾を当てるか、弾を凌いで刀で斬るかの一合。 片やセラフの神経には電流の残滓が残り、片や回那の腕には極められた痛ましい痺れが残る。 思考の暇もない、肉体の反射と本能による決戦は、 「おい止めろ、どっちも止めろって!」 「「!?」」 白い照明の起動。照らし出される構造物――SASUKE。 そこに現れた、Tシャツ姿のスタッフと、その中心に立つ筋骨隆々の中年男性により、止められた。 「一体何してんだ! 明日にはここで収録があるんだぞ!」 「「……あなたは……」」 君の名は―― 「「……ミスター・SASUKE!!」」 山田勝己。 初回SASUKEより挑戦を続ける男。筋肉の極限祭典、SASUKEを象徴する男であった。 Dangerous SS Dungeon 2-1 禅谷回那 VS 萩原セラフ 戦場 ―― SASUKE SASUKE……それは狂的筋肉のアトラクション。地獄の障害物競走 全4ステージからなる激烈な苛みの道程を駆け抜け、勝利の頂点を目指せ! 禅谷回那、萩原セラフ。 二人はSASUKE運営の設営したテントで、共に余りの仕出し弁当を食べていた。 「何があっても不思議なことはないと思っていたが」 回那は苦笑する。 「よもやこんなことになるとはね」 「……」 「ナルとはね~」 「……静かに、ナルナル」 ……両者は戦闘を止めなかった。 ミスターSASUKEの制止に与えられた僅かな休息により、双方の身体への痺れ、痛みが和らいだからだ。 だからセラフは引き金を引いて弾丸を命中させたし、回那は必殺の斬撃を放っていた。 そしてそのどちらも、戦いを決着することはなかった。 有り体に言えば、無効化されたのだ。 その後、二人はSASUKEスタッフに取り押さえられ、ミスターSASUKE・山田勝己から諸々の説明を受け、今に至る。 曰く――二人はSASUKE本戦参加者としてエントリーされており、参加者である以上、SASUKE以外で双方の決着はつけられない。 至極単純、至極明快なルールが、この空間を支配していた。 「しかし君、セラフだったか。ミスターSASUKEを知っていたんだね」 「……別に。昔、テレビで見かけただけ」 「私もだ。子供の頃、娯楽なんてテレビくらいしかなくてね……ん、やっぱ唐揚げは美味しいな」 「味が濃いわ」 回那は足を伸ばす。 「普段はNHKしか見れなかったが、大きな番組だと放送局が調整してくれてね。オールスター感謝祭とか」 「クイズとマラソンの」 「そうそう! それでSASUKEも見られたんだ。懐かしいな……」 「あんなことが起こって、SASUKEはもう収録されなくなってしまったナルからね~」 「第30回大会のニュースは信じ難かったな……つい最近だよな?」 「2014年5月。1年前よ」 ……読者の皆様には信じ難い事実かもしれないが、この世界で、SASUKEは既に『終わっている』。 委細は伏せられており、国家安全保障局の一エージェントであるセラフすらその真実を知ることはできない。 ただ、その第30回大会で魔人による凄惨な事件が発生し、SASUKEは今後一切開催されなくなったというニュースだけは知っている。 これにより日本全体に吹き荒れる反魔人の風潮が強まったのは、言うまでもない。 回那は弁当をつつきつつスタッフから渡された資料を弄ぶ。 書いてあるのは、SASUKEに挑戦するにあたっての注意事項に、各エリアの解説。 「結構禁止事項多いんだな。ベルトコンベアの停止部品をとっかかりにするなとか……」 「何だか複雑ナルね~。でもワクワクにナル!」 「同意だよ。……ん? どこに行くのかな、セラフ?」 その場を立ち去ろうとするセラフは、振り向くことなく言った。 「身体を休めるの。魔人とはいえ、私がSASUKEを勝ち抜くことは容易じゃない。せめて備えないと」 「へえ、乗り気だね」 「乗る以外ないからでしょ」 「待ってセラフ~! まだひじきが残ってるナルよ~!」 「回那にあげるわ」 「いやいらないよ」 セラフの去ったSASUKE運営テントで、回那は残った弁当を掻っ込むと、パイプ椅子に横座りする。 「そう、乗るしかない……乗るしかないんだが」 その視線は、闇の中のSASUKEステージに向けられていて。 「……その前に、できることはある」 * 翌朝。 どこからともなく集まってきたSASUKE挑戦者に紛れて、スタッフによる事前の説明を聞く回那とセラフの姿がそこにはあった。 「わぁ~! 何だか見たことある人がいっぱいナル~!」 「……そうね」 適当な参加者を捕まえて会話を試みたが、皆一様に『SASUKE参加者である』という自認を持っている。あのミスターSASUKE、山田勝己と同じく。 この全てがSSダンジョンの造り出した幻影だとしたら、それを駆動するものは狂気としか表現しようがない。 「や、おはよう」 「おはようナル~!」 「……おはよう」 気楽に声をかけてきたのは回那だった。セラフと同じく、動きやすいジャージを身に着けている。色は青。 「昨晩は何をしていたの?」 間髪入れず、待ち構えていた問いを投げかける。 「宿泊キャンプに入るのが随分遅かったようだけど」 「……別に? 少しミスターSASUKEと話していただけだよ」 「そう」 納得の態度と内心は裏腹で、セラフはその言葉を少しも信じていない。 回那の横顔がくたびれていることに気付いているし、身なりも昨日ほど整っていない。 有り体に言って、疲労し、気が抜けていた。 (……やはり) セラフは眼前のSASUKEステージを見る。障害物となる各エリアはもちろん、そこを繋ぐルートまで、そこは『色』で満ちている。 昨晩回収しておいた貨幣が不自然な青色だったことから、回那の能力が色に起因するものではないかという予測は立てられていた。 そして、回那を抑え込もうとした時に発生した電撃から、その種類が複数にわたることも。 さらに厄介なことに、それらの効果は回那の任意で発動・中止できるらしいことも。 (たとえば、あの動くヘッジホッグが青い硬貨で急停止したら?) (しがみつく丸太の手すりが黄色く塗られて呪われていたら?) (あの2連そり立つ壁は……何もしなくても頭がおかしいけど……) 考えを巡らせ巡らせ、目を閉じる。キリがない。 『セラフ、今日は何を作るナル?』 『テレビリモコンを使った夜間赤外線動体探知機よ』 『やっ……夜間赤外線動体探知機!?』 『ナルナル、語尾』 もちろんセラフも夜間警戒していたが、まさか休まない訳には行かないし、夜闇を単独で監視するには限界がある。 「よう、お二人さん」 そんな二人に声をかけてくる男があった。ミスターSASUKE、山田勝己である。二人は自然に頭を下げた。 「お疲れさまです」 「大丈夫か? 参加できそうか?」 「はい。昨夜はご迷惑をおかけしました」 二人の参加姿勢を確かめると、山田勝己は大きく頷く。 「それじゃあ、頑張って。まあ、SASUKEは男の祭典とか言われるけど、最近はジェンダーがなんとか言うし」 「ありがとうございます」 「若い子のさ、頑張ろうって気持ちは応援したいから」 「はい」 それだけ言葉を交わすと、山田勝己は去っていく。他にも声をかけたい相手がいるのだろう。セラフもすぐに、コースの検討に戻る。 だから、回那がその男の背に視線を注いでいることに、彼女は気付けなかった。 * SASUKE1stステージ、通称『SASUKEの森』を、セラフは制限時間ギリギリで突破した。 「お疲れ様ナル~!」 ゴール地点から降りてきたセラフを、ナルナルが迎える。差し出されたタオルも飲み物も、今はありがたかった。 そして、出迎えるのはナルナルだけではない。 「お疲れ。間に合ってよかったね」 先立ってゴールした、禅谷回那である。 「……ええ」 「2連そり立つ壁、やばくない?」 「かなりやばかった。けど想定通りに抜けられたわ」 「勢いをつける以上に、跳躍の踏み切り点が大事なんだよね」 「あと方向。成功者はみんなちゃんと、斜めの足場から垂直に跳ぶことができてる」 何ということのない風を装いながら、セラフは胸中の疑問を抑えこんでいる。 すなわち、なぜ能力での妨害を行わなかったのか――もちろん、聞いたところで意味はない。 (1stステージだと効果が薄いと思われた? けれど後になれば、禅谷回那もそのステージを突破しなければ『勝ち』にならない……) 「ナルル~……セラフ、嬉しくないナル?」 「……嬉しいわ」 真意を隠す、なれどまったくの虚飾でもない言葉を口に、セラフは1stステージに背を向けた。 ミスターSASUKE・山田勝己は、そり立つ壁でタイムアップとなった。 * (スワップサーモンラダーの掴み棒は緑のプラスチック……) (水中を泳ぐバックストリームゾーンを泳いでいる最中に電撃を受けたら……) (壁を持ち上げるウォールリフティングの上に青いスポンジ……!) 2ndステージ『鋼鉄の廃墟』も、セラフの警戒は甲斐なく、一切の妨害は入らなかった。 「セラフ、お疲れ様ナル~!」 (どういうつもりか知らないけど……) 差し出されたタオルで汗を拭き、乳酸の溜まった全身の筋肉をアイシングしながら、萩原セラフは3rdステージを睨む。 (……おそらく妨害は『来ない』。魔人能力の制約か何かが理由で) 禅谷回那の姿はない。彼女も2ndステージの突破はつらそうだった。肉体を休めることに専念しているのだろう。 「セラフ、3rdステージの自信の方はどうナル~?」 ナルナルがマイクを模したと思しき棒を顔に突きつけてくる。セラフは溜息混じりに答えた。 「制限時間はなくなったけど、2nd以上に筋肉をいじめるエリアが揃っているわ」 「ナルほど~。具体的にはどの辺りが危ないナル?」 「どれも、と言いたいけど、最大に注意しなきゃいけないのはクレイジークリフハンガー……ねえ、それ何の真似事?」 そして、3rdステージ。 静かに準備運動をしていたセラフの耳に、観客のどよめきと実況・初田啓介の言葉が届く。 「禅谷回那選手、ここで脱落! またもクレイジークリフハンガーが挑戦者を一人奈落へ突き落としたーッ!」 クレイジークリフハンガー。 足場のない空間を、わずか3cmの突起に指をかけて、横に体をずらしながら渡っていくエリアである。 たった3cmの指先に全体重をかけ、傾斜を、段差を移り、挙句の果てに、後方の別の突起へ『飛び移る』ことを強いられる。 まさに狂気。実況の通り、ただでさえ少ない3rdステージ挑戦者を容赦なく飲み込んで行く魔のエリアである。 (……そもそも、SASUKEの『勝負』というのが分からない。ルール上でそんなものは規定されていないけれど) 手指に滑り止めのパウダーを着けながら、セラフは思う。 (少なくとも、ここを越えれば……禅谷回那には『勝った』と言えるはず) 指先に全神経を集中しつつ、動く。ここまでのステージで、既に身体は疲弊しきり、腕には乳酸が溜まっている。 (ッ……だから……このまま、ここを越えて……) 血中酸素が欠乏し、魚が喘ぐように息をする。 (越えて……越えて) 突起の終端へ来た。だが、終わりではない。 ここを跳び越え、反対側の突起に捕まらなければならない。 (……越えて、私は……) 意を決し、指で壁を突く。身体が浮揚し…… (どうするの……?) 指が、かかる。 かかった、はずだった。 * 夜。 ついぞ手が届かなかったFINALステージ、栄光の尖塔を禅谷回那は見上げている。 突破者による最後のチャレンジも終わり、あとは全ての終幕を待つばかりだ。 「結局、私たちの勝負はどうなるのかしら」 背後から声をかけてきたのは、着水の濡れを乾かした萩原セラフである。 「さあ、勝ち負けを決めるということであれば……私の勝ちだろうけど」 「……何故?」 「私は飛び移ったあときちんと指がかかったからね。君は滑って落ちた」 「そのあと動く前に滑って落ちたのだから、あなたも変わらないじゃない」 「でも私の方がちょっとマシさ」 「私の方がタイムは速かった」 「落下までの速度が?」 「前エリアを突破するまでの速度がよ」 何となく始まった不毛な言い争いは、どちらともなく黙り込んで終わった。二人並んで、夜闇の中照らし出される塔を見上げる。 「……聞いても良い?」 「何かな」 「どうして妨害をしなかったの? あなたの能力なら、誰にも気付かれず妨害工作をすることができたはず」 「するつもりだったさ」 「……ミスターSASUKEに止められた?」 「君が思っているような形ではないけどね。そう――」 フ、と回那は息を吐く。自嘲のように。 「私は願いを失ってしまったのさ」 * そもそも違和感があった。 この戦闘空間が再現されたSASUKE空間だったとして…… (なぜ『挑戦者』であるミスターSASUKEが、運営と行動を共にしている?) 禅谷回那はその疑問を解消すべく、夜動いた。 セラフが去るのを待ったのも……あるいは、早く去るようにあれこれと声をかけたのも、そのためだ。 回那はすぐさまミスターSASUKEの元へ向かった。彼は宿泊用テントの前で筋トレをしていた。 「精が出ますね」 「こうしてないと落ち着かなくってな」 筋トレが終わるのを待ち、回那は声をかける。 「確認をしたいんですが」 「うん?」 「あなたは元々、SASUKEの運営側の人間じゃあないはずだ」 「ああ」 ミスターSASUKE、山田勝己は頷く。そして、こう続けた。 「だけど今、ここに来てからははSASUKEをやってる」 「……ん?」 その言葉の真意を、一度では掴み損ねる。『ここに来てから』。こことは? SASUKE会場……のことではない。 「……まさか、あなたは」 「SSダンジョンを攻略し……願ったんですか」 「この空間を。SASUKEに挑戦できる……それだけの空間を!」 「そうなるね」 山田勝己は笑う。 「あんな事件があって、SASUKEは終わっちまった。だけど俺は、諦められなかった。だってほら、俺には……SASUKEしかないから」 涙まじりの名台詞として知られるその言葉を、山田勝己ははにかむように口にした。 「そしたら何か、運営側の人間になっちまって。まあ実際俺が運営してますし、挑戦できれば何でも良いのだけど」 「……それで、挑戦を?」 「そう。もう5回目になるかね」 「5回目!?」 「挑戦して、失敗したら一年くらい修行して……で、今回は5回目。ん、4回で次が5回目だったっけ?」 回那は立ちくらみした。 この山田勝己は、SSダンジョンを攻略して、願ったのだ……『無限にSASUKEへ挑戦できる世界』を! 「だ、だからってそのためにSSダンジョンを攻略するなんて……信じ難い」 「願いが叶う、っちゅうたらな。いてもたってもいられなかったんですよ」 「そして、攻略して……いや、いや。そのことはもう良いんだ」 回那は首を振る。山田勝己がSSダンジョンの攻略者であるなら、確かめなければいけないことがあった。 「……私は、SSダンジョンの真の制覇者はほとんど少ないと考えています」 「そうなんですか」 「あなたの戦った中に、恐ろしいまでの強さを持った、何か異常な……魔人を殺し慣れた魔人はいませんでしたか」 「いた」 即答。 「恐ろしく黒くて強い……鉄パイプみたいなもんを何本も持った奴がおった。何だったんかな。阿修羅みたいだった」 「……それも、倒した?」 「倒しましたよ。したらそいつ、黒いゴミ、灰っていうんですか。みたいになって、消えてしまって」 「跡形もなく?」 「ええ。残ったもんといったら、俺もお店屋さんで貰った黒いカードくらいで。いつか弔おう思って、部屋に置いてありますけど」 見ます? と山田勝己が言った瞬間には、回那はその情報を受け取っていた。 勝利数4。これは山田勝己のカード。 そしてもう一枚の……山田勝己が手にしたカードの勝利回数は、 (30) ……その『撃破者数』の異常な多さは。 禅谷回那の仮説した『願いを刈り取る者』の存在が真実であると同時、 それが既に山田勝己に斃され、この世にいないことを示していた。 * 「……願いが絶たれたと思った」 回那の目は、FInalステージの塔の、その先の空を見ている。 「実際にそう言ったんだ。そうしたらミスターSASUKEに言われてね。『本当にそんなのが願いだったのか』って」 「違ったナル?」 「違いやしない。数多の願いを刈り取る存在の持つ武器なら、極上の呪物になるはずだ。私はそれを求めてきた」 けれど、と回那は言葉を続ける。 「そんなん願いじゃない、と言われてね。そんな、人を傷つけるようなことが願いかと」 「そうナルよね! お願いっていうのはもっと幸せなものナル!」 「いいや。呪術師が呪い多き呪物を願うのは当然だ。私もそこに間違いはないと思ってる。……でも、人としてはどうか」 人として。 興味なく聞いていたその言葉に、萩原セラフの意識はにわかに引っ張られた。 「私のもっと根本的な願いっていうのが、もしかしたら何かあったんじゃないかって思ってしまってね。ミスターSASUKEを見て」 「……思いもするかもね。すべてが叶う願いを使って、こんなことをするなんて」 「だろう? なんて馬鹿馬鹿しい! ……だが、それは本当に山田勝己が願ったことだと感じたんだ」 「本当に、願う……ナル」 「極上の呪物を手にした所で、何となるか。結局それは呪術師として上位の存在になれるだけだ。……君は『洗濯の魔法』の寓話を知っているか」 セラフは首を振る。 「魔法使いの国の話だ。彼らは洗濯をするのが面倒だと言って、どんな汚れも落とす魔法を編み出した」 「すごいナル!」 「ところが、ある魔法使いが気付いた。『最初から服に汚れを弾く魔法をかければ良いんじゃないか』。そして洗濯の魔法はいらなくなった」 「で?」 「また別の魔法使いが思いつく。『そもそも汚れない服を作れば良い』。そして別の魔法使いは『服を着なくても恥を感じない世界なら良い』」 「エ、エッチナル~!!」 触手で顔(らしき部分)を押さえるナルナルの頭を、回那が撫でる。 「表層の願いを叶えても、本当に満足できるとは限らない。だから願いは掘り下げなければいけない……だけど、私は私の願いが分からなくなった」 「……だから妨害をしなかったっていうの?」 「ただ一点の願い。頂点に手をかけるという、願いに挑む大きな流れに身を任せれば、何か分かるんじゃないかと思ってね」 やがて、夜の空に花火が上がった。色とりどりなものではない。余った演出火薬の処理である。 遠くの方から、SASUKE収録の終わりを告げる声が聞こえる。セラフは少し笑って、手を差し伸べた。 「お疲れ様」 「……セラフ」 「何はどうあれ、回那。あなたとSASUKEに挑めて良かった」 その言葉に、回那の表情も明るくなる。その冷たい手をしっかりと握りしめた。 「私こそ。この先どうなるかは分からないけど、こうしてSASUKEに挑戦できたことは、大事、なっ」 瞬間、セラフはその手を、回那の身体を引き寄せて。 「セ……セラフ~~!?」 ナイフを深々と突き立てた。 * * * * 萩原セラフの故郷はアパートの一室だ。 いつも疲れた表情の両親は滅多に帰って来ず、独り。 家族での団欒などあり得ないという失望に充ち満ちた、暗い匣。 ――でも、その苦しさを感じたのは、自分の世界にない幸福を知ったから。 工作番組の垣間に見える、美しく幸せな家族像が、羨ましくて、妬ましくて。 だから。 その広くて息苦しい薄暗がりが、たまらなく嫌だった。 * * * * 「が、ハバっ」 刺突の衝撃で血を吐く回那を、蹴り飛ばす。ナイフが抜け、鮮血が噴き出した。 「今、今すごく良い話だったナル! どうしてこんなことにナルナル!?」 「静かにして」 ……回那の話から分かった重大な情報は二つ。 この空間がミスターSASUKEの願った結果であること。 ミスターSASUKEはSASUKEとSASUKEの間に、修行の時間を取っていること。 そして、自分たちを拘束した時に言われた、『参加者である以上、SASUKE以外で双方の決着はつけられない』という言葉。 (つまり、一度一度のSASUKEには『終わり』がある) (SASUKEが『終わった』以上……私たちは参加者ではなく、) (SASUKE以外で決着を着けられる!) そうして放った一撃は、見事にセラフの仮説を証明してくれた。回那の身体から血がどくどくと流れる。致死量―― 「っきゃあっ!?」 突如、激しい熱がセラフの肌を襲った。返り血を浴びた服が、手が、首筋が焦げるようだ。 何事かと確かめる前に、眼前の回那がゆっくりと立ち上がるのが見えた。激しい蒸気と噴煙を上げながら。 「なっ……」 「……血。髪。その他なんでも良いが。人間から落ちた『人間であったもの』も、また良い呪物なんだ」 自らを襲った、そして眼前の現象を説明できる要因は一つしかない。 (赤色は、熱量……彼女自身の血も含めて!) 「……自分の血を焼いて致命傷を塞ぐ、なんて、できるもんだな……いや死ぬほど痛いんだが……」 ふらつきながら立つ回那へ、セラフは銃撃する。しかし回那はそのまま地べたに転んだ。 銃弾を回避するためではない。血を撒き散らすために。必然、セラフはそれに当たらないため大きく動かざるを得ない。 (……左手に火傷。痛い。多分自由には動かせない) セラフは冷静に状況を改める。 (傷を塞がれたのは……大動脈を斬ったから。狙うなら心臓か、脳。これなら塞がれても、『止まる』ことで死ぬ) 対する回那も、ふらつく足で距離を取った。不意打ちに対する咄嗟の反撃には成功したが、危機的状況に変わりはない。 (油断してたな……武器がない。呪物はいくつかあるが、それも本当に、お守り代わり程度だ) せめて武器を。あの刀を。回那は身体の調子を把握すると、自らの居室めがけて駆け出す。 「どっ、どうするナル? 追わなくて良いナルか?」 「……追いはするけど。逃がしてあげる」 言葉通り、数発の銃弾を追撃に放ったのみで、セラフは止まった。そして遠隔信管の起爆スイッチを手にする。 「な、ナル~っ! それは~!」 「仕損じた時のために回那の部屋に設置した爆弾よ。全部読みどおり」 必死に走る回那は、宿泊テントへ飛び込んだ。それと同時に、セラフはスイッチを押す―― 「やめといた方がええで」 背後から声がすると同時に、ドサリ、と何かが足元に置かれる音。 設置したはずのプラスチック爆弾。 「……なぜ」 「あんたがそのえらい物騒なのを仕掛けたのは、SASUKEの開催中やったからな。分かった。ここそういう場所らしいんで」 「でもSASUKE期間中に起爆はしなかった。……なぜ関わるの? これは私と彼女の戦いよ」 声の主……ミスターSASUKE、山田勝己。この空間の主たる男は、その問いに対し頭を掻いた。 「勝負ならSASUKEでつければええんや。どっちが先に優勝するか。修行期間も、設備も用意する」 「ふざけないで」 「若い人らにはな、そういう斬った張ったじゃなくて、もっとひたむきになれるまっすぐな願いを持って欲しいんや」 「……願いなんて!」 セラフは声を荒げる。そして、その感情の発露を恥じるように奥歯を噛みしめる。 やがて、セラフは駆け出す。 ミスターSASUKEはもはや何も言わなかった。 * SASUKEスタッフはいつの間にか撤収していた。跡には忘れ去られたSASUKEステージのみが残る。 その支柱の一つが、熔断されて倒れ落ちた。連鎖して、SASUKEのステージ全体が軋み、捻れる。 「危ないナルーッ!」 「黙って!」 ミシミシと襲い来る鉄の構造を躱し、飛び込み、安全圏へ。誘導されたということは承知の上。動きを止めない! 「よく動ける……!」 「そっちこそ」 セラフはシトリン――すなわち電撃を帯びた鉱物の弾雨を躱し、赤い刀を構えた回那を銃撃する。ギリギリの所で躱す回那。 SASUKE前の相対とは違う。負傷の深い回那は十全には動けない。しかしセラフは左手をやられている。 苦しいのは回那だが、セラフも攻め手に一歩欠ける戦いだ。 「一つ聞いて良いかな!」 互いに制覇した障害物を遮蔽とした膠着状態で、声を上げたのは回那だった。 「さっき、君が私を見逃した時、私は罠かもしれないと思って、死を覚悟したんだが……何もなかった。それは何故だろう」 「……『あった』のよ。でもジャマをされた」 「ミスターSASUKEに?」 ……かつて。 遠いかつて、テレビだけが唯一の心の寄す拠だった頃、その中で輝いていた男。 努力と希望の象徴だった男。 そんな彼が、巡り巡って邪魔になる未来なんて、考えたこともなかった。 「……下らない!」 もはやセラフの感情は、自戒しても止められぬ程に沸き立っていた。 苛立ちだ。ことあるごとに願い、願いと言い募る者への煩わしさだ。 「願いなんて、下らない。どうせ何も叶わないくせに……!」 かつて。 大好きな工作番組を見ながら、これを両親とやりたい、という思いによって目覚めた魔人能力『Doubt in Yarborough』。 これで願いが叶うと喜び……次の夜に警察から伝えられた、両親が自分を捨て失踪したという絶望の報せ。 その日から、萩原セラフにとって、願いとは叶わないものと決まっている。 「そんなものはいらない……私は、工作員は、ただ任務をこなし続けるだけ」 「……辛い人生だ」 「そうかもね。でもそんな感情、工作員の私には存在しない」 人間らしい感情。少女らしい情動。 それらは全て、工作員の自分から取り外し――傍らのナルナルに預けている。 ナルナルの発言は、すべて『人間としての』萩原セラフのものなのだ。 「だとしても辛い。何も願えず生きていくなんて、現代の人間には辛いだろう。ただ生きているだけでは充足できない現代だ」 「分かった口を……!」 動いたのは回那だった。またも刀を振るい、構造を熔断する。バキ、バキン、と連鎖し、セラフが潜んでいる地点の頭上の照明が落下した。 当然、セラフはそれを察し、飛び出ている。 (蹴りをつける……!) 苛立っていた。願いを口にする者、そんな者に感情を波立たされる自分に。 だから手早く終わらせる。現実、時間をかけると山田勝己に介入される危惧すらあった。そうなれば状況はあちらに傾くだろう。 銃撃しながら回那の元へ迫る。SASUKEで疲労した片腕での射撃で、簡単に命中できるとは思っていない。相手の動きを射竦める威嚇だ。 回那もまた、刀を収めて両手に呪物を構えていた。片手には大きな青い水晶玉。もう片手には黄色の数珠。 黄色の珠が襲い来る。SASUKE前の戦いとは違い、常に電流を帯びている。触れれば痺れ、足が鈍り、そこへ集中攻撃を受けて終わりだ。 だから狙わせない。 「……!」 セラフに珠が命中した、と思った瞬間、煙幕が広がった。石灰の煙幕! SASUKE設営作業に使われた、白線引きを元に作り出したものだ。 一瞬怯んだ回那だったが、攻撃を続けた。しかし命中の手応えはない。ポチャンポチャンと、後方の水溜りに落ちる音ばかりが響く。 珠が残り一つになると同時、煙幕側面からセラフが飛び出した。その手には銃。 「っなら!」 回那は青い水晶を投げ、呪いを発動させた。 その床は構造の都合上、中央を支えとしてシーソーのように上下動する仕組みになっている。床の端は今まさにセラフが立っている箇所だ。 ガタン、という音と同時に、勢いよくセラフの細い体が跳ね上がる。吹っ飛ぶ先は、先ほどまでの黄珠が落ちた水の中! だが、同時に。 「え」 四角い包装が回那の目の前に放り投げられていた。 セラフが吹っ飛ぶ直前に投げたそれは、プラスチック爆弾。一度は仕掛け、ミスターSASUKEに取り外されたもの。 (狙った通り……) あとは着水前にスイッチを押せば良い。爆発により、回那は吹っ飛ぶ。先の負傷もある。生きてはいまい。 (「やめといた方がええで」) (「もっとひたむきになれるまっすぐな願いを持って欲しいんや」) (下らない) (私は勝つ) (勝って……任務を果たして……) フラッシュバックしたミスターSASUKEの言葉を努めて冷笑し、スイッチを―― * * * * そして、現在。 「一、ニ……」 「ナル! ナル!」 萩原セラフは、ミスターSASUKEによるトレーニング空間により、次のSASUKEに向けて身体を鍛えていた。 強いられてのこと――ではない。戻った所で失敗の責を負うことになる。鉄砲玉のような扱いを受けるということだ。 (ならばそれまでに、せめて……身体を鍛えるのも、悪くはない) セラフは結局スイッチを押し損ねた。ミスターSASUKEの言葉によってではない。 この場を越えて、任務を終えて、どうするか。 今まで敢えて考えなかったこの命題に答えられなかった時、ナルナルの言葉を思い出してしまったのだ。 (「ナルナルは~、ほんとにお願いごとがかなうなら、おいしいご飯をいっぱい食べたいナル!」) ……その言葉が、セラフにとって一端の真実であるという認識が、最後にセラフを引き止めた。 美味しくもない仕出し弁当を共に食べた。ただそれだけの相手を殺すということに。 (……下らない) 結局スイッチは押されず、爆弾は起爆せず、セラフは帯電した池に落ちて、負けた。 禅谷回那は先へ進むのだろう。本人も見失った願いを探して。 「ナル~! この唐揚げ美味しいナル!」 「……味が濃いし、栄養バランスが悪いわ。衣はがしなさい」 「な、ナル~!?」 こうして、萩原セラフの、願いに向き合う日々が、始まった。 このページのトップに戻る|トップページに戻る
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メンバーの皆様からのSS集です♪ 面白い、珍しい、とにかく何でもいいのでSS貼りたかったら管理人にお声掛け下さい☆ミ
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【ダンガンロンパ】霧切響子はクーデレかわいい【FILE.19】 ※SSにはスーパーダンガンロンパ2のネタバレが含まれている場合があります。 閲覧の際は自己責任の下でよろしくお願いします。 備考欄に「※2ネタバレ」が記載されているものはネタバレが入っています。 レス ID タイトル 備考 56 M6mId7HC 小さな来訪者 609-615 2wdKkWM1 十神が腐れ外道注意 628-630 CxuvkaWD スクールモードネタ 687-694,697-702 eS40i4u5,/OzbtRyx タイムスリップネタ 889,891 LQIUzd+E 926-932 zeFduKDJ スクールモードネタ